過言
「過言」という言葉は「~と言っても過言ではない」という形でよく聞くことがありますね。テレビではアナウンサーが使っているのを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
よく聞く言葉ではありますが、日常会話の中で使われることはそれほど多くないため正確な意味や使い方を知っている人は少ないかもしれません。意味を正しく知っておきたいですね。
この記事では「過言」の意味や使い方、類語、例文などを解説します。
過言の意味とは
「過言」の読み方は「かごん」です。
「過言」の意味は「おおげさな言い方」「度を過ぎた言葉」です。「過言」単体で使われることは少なく、「~と言っても過言ではない」の形で使われる機会が多いです。
強調表現の中でもかなり強く表現したい時に使う場合が多く、「彼のプレーは世界一と言っても過言ではない」「歴代最強と言っても過言ではない」など、相当強く強調する時に使われます。
なお、「過言」を「かげん」と呼んだ場合には「言い間違い」の意味もあります。
過言の類語
- 壮語
- 誇張

過言の使い方・例文
- 今日彼が見せたバッティングはチーム史上最高のバッティングだと言っても過言ではないだろう。
- 練習を重ねて上達を続けた彼の実力は、もはや世界のトップレベルに達していると言っても過言ではないだろう。
- 前回のオリンピックの時の彼女とは完全に別人であると言っても過言ではないほどの上達を見せています。
- 今度の世界戦で彼がチャンピオンになるのは間違いないと言っても過言ではなかろう。