日常系アニメ
「日常系アニメ」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
アニメの人気ジャンルの一つで、サザエさんやちびまる子ちゃんのような作品が走りだとされ、アニメの流行により様々な日常系アニメが生み出され、さらには新日常系という新しいジャンルまで生まれています。
ここではそんな「日常系アニメ」について、意味や特徴を詳しくご紹介していきます。

日常系アニメの意味とは
日常系アニメとは、「肩の力抜いて見られる類のアニメ」のことを指します。
綿密に練られたストーリーがあるわけでもなく、戦闘も大きな事件もなく、ただ普通の日常の中で起きることなどを表す使い方がされる言葉です。
中にはうっすらとストーリーらしきものを追う作品もありますが、基本的にはひらすら日常生活を描く作品がほとんどです。
そうした作品の空気や雰囲気を楽しむことから、日常系という呼び方の他に「空気系」と呼ばれることもあります。
日常系アニメの特徴とは
日常系・空気系アニメに共通する特徴として、先に挙げた「物語がないこと」や、平穏な日常を描くことで「日常の大切さに共感できる」ことも特徴としてあげられます。
具体的な作品としては、先に挙げた国民的アニメの「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」、2000年代に入ってから「あたしンち」や「けいおん」などの作品が人気となり、一気に「日常系」という言葉の知名度が上がります。
美少女キャラが出るものに限定されるという使い方を誤っているケースもありますが、実際は前述の通りです。
また、大事件が起きることによって何気ない日常の大切さに気付くという「新日常系アニメ」というジャンルも存在します。