斡旋
「斡旋」という言葉の意味や使い方について解説します。
読み方は「あっせん」となります。
よく「斡旋する」や「斡旋業者」といった使い方をします。
さまざまな場面で使われる言葉なので、耳馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
また、似た意味の言葉に「仲介」があります。
こちらも「仲介する」や「仲介業者」といった使い方をします。
今回は、「斡旋」と「仲介」の違いについても詳しく解説するので、この機会にしっかり理解していきましょう。

斡旋の意味とは
斡旋という言葉の意味は大きく分けて3つあります。
まず、1つ目は「双方の間に入り、うまく取り持つこと。周旋」という意味になります。
使い方としては「職を斡旋する」といった表現になります。
2つ目は「労働関係調整法による労働争議解決の方法の1つ。労働委員会が指名した斡旋員が労使の間を取り持って、争議解決をすること。」という意味になります。
3つ目は「行政法上において、公益事業用地の取得を巡って、当事者の間の紛争を解決するため行う手続き。」という意味になります。
斡旋と仲介の違い
斡旋と仲介の違いについて解説します。
まず、仲介の主な意味は「双方の当事者の間に介入し、便宜を図って問題を取りまとめること。また、その役回り。」となります。
斡旋と意味も似ていますが仲介は、当事者間に介入する際「特別な支援をする立場、または代理人という立場で行動する。」という意味合いが含まれますが、斡旋にはこの意味合いが含まれません。
以上が斡旋と仲介の違いになります。
斡旋の使い方・例文
- 悪い不動産斡旋業者に騙されてしまった。
- 悪い斡旋業者につかまれないためには、事前の下調べが重要だ。