世知辛い
「世知辛い」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「世知辛い」という言葉は、日常会話で使う機会が多く耳馴染みのある方が多いのではないでしょうか。
読み方は「せちがらい」となります。
よく「世知辛い世の中になってしまった。」や「世知辛い時代だ。」などと、生きにくい状況を憂いて使用することが多いです。
一般的に使われる言葉ほど、間違えて使用すると恥ずかしいので、この機会に「世知辛い」について詳しく知っていきましょう。
世知辛いの意味とは
世知辛い(せちがらい)という言葉の意味は大きく分けて2つあります。
まず、1つ目は「生活をしていて生きにくい。住みにくい。暮らしにくい。世渡りが難しい。」という意味になります。
使い方としては「世知辛い世の中だ。」や「世知辛い時代になった。」といった表現になります。
そして、2つ目は「打算的で金銭的に細かく、こせこせしている。計算ずくで心にゆとりがない。」という意味になります。
使い方としては「世知辛い男だ。」や「世知辛い商法をやっている。」といった表現になります。
一般的には、心にゆとりがないといった意味よりも、1つ目の生活をしていて生きにくい。や世渡りが難しいといった意味で使われることが多いです。

世知辛いを使った文章・例文
- テレビで少しでも過激な企画をすると、苦情が殺到するらしく世知辛い時代になったものだ。
- 部下にプライベートな話を振ったらハラスメントと言われてしまい世知辛い世の中になったと痛感した。