バグる
「バグる」という言葉の意味について解説します。
ファミコンやスーパーファミコンを遊んだ世代の人達には「バグる」という言葉は懐かしいのではないでしょうか。それもそのはず、ファミコンは本体に衝撃を加えたりすればすぐに画面がおかしくなる、所謂「画面がバグる」状態になったり、コントローラーの入力によってバグってゲームの挙動がおかしくなったりと、当時の子供には面白い現象でした。
さて、この「バグる」とは一体どういう意味かご存知でしょうか?もしご存知でなければ、この機会にぜひ知ってみましょう。
バグるの意味
バグるの意味は「バグが発生すること」となります。
バグるの「バグ」というのは、パソコンや携帯などのハードウェア・ソフトウェアが仕様書にない処理や動作をしている状態のことを指します。簡単に言うと不具合のことですね。
現代においてバグるはプログラマーぐらいしか使わないため、一般人には死語となっています。余談ですが、九州地方には「ぱぐる」という方言があり、プログラマーがバグると聞き間違えて憂鬱になるといったユニークな話も聞きます。
バグるの語源
バグるの「バグ」は英語で「bug」と書き、意味は昆虫となります。不具合のことをバグと呼ぶ文化はコンピューターの登場以前からあったようで、1878年にエジソンが手紙で機械の故障を「バグ」と呼んでいたそうです。また、実際にコンピューターのリレーの中に蛾が入り込んだことで「バグ」が起きた事例もあるようです。
バグるの例文・使い方
- このゲームは簡単にバグることで有名だよ。
- プログラムがバグるのは仕方のない事だが、そのバグを減らすのもプログラマーの務めだ。
- システムにはバグは必ず存在する。