無茶苦茶
皆さんは、「無茶苦茶(むちゃくちゃ)」という言葉をご存知でしょうか。
「無茶(むちゃ)」や「滅茶苦茶(めちゃくちゃ)」と同じように、どこかで聞いたことのある言葉だと思います。
この記事では、「無茶苦茶(むちゃくちゃ)」の意味を解説させていただきます。

無茶苦茶の意味とは
「無茶苦茶(むちゃくちゃ)」とは、「でたらめで乱暴なこと」や「筋が通らない」「普通ではない、異常」を意味する「無茶(むちゃ)」を強調して言った言葉です。
無茶苦茶の語源
「無茶苦茶」の語源ですが、「客人に茶を出さない(無茶)」と「出した茶が苦い(苦茶)」という非常識な行動2つを合わせたものという説がありました。
しかし、「無茶苦茶」も「滅茶苦茶」もただの当て字なので、これらの語源は全くのウソとされています。
無茶苦茶と滅茶苦茶の違い
また、「無茶苦茶」と「滅茶苦茶」の違いですが、発音の違いだけで意味は全く同じです。
どちらも同じように、人の身勝手な行動や要求を指す際に使う言葉です。
主に関西で「めっちゃ」「むっちゃ」という言葉を使いますが、これらも発音の違いだけで意味は同じです。
ただ、「めっちゃ」「むっちゃ」は「ものすごく」といった修飾の意味で、「筋が通らない」などの意味は「滅茶苦茶」「無茶苦茶」と言うことが多いです。
無茶苦茶の使い方・例文
ここで、「無茶苦茶(むちゃくちゃ)」を使った例文をご紹介します。
1.あの会社の役員は無茶苦茶な取引を持ち掛けるから嫌いだ。
2.3日以内に提出だなんて、無茶苦茶を言わないで欲しい。