神隠し
「神隠し」という言葉ついて解説します。
神隠しといえばパっと思い浮かぶのがジブリ映画の「千と千尋の神隠し」という方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
誰もが知っている超有名作品のタイトルにも使われているこの「神隠し」という言葉ですが、みなさんはこの言葉の意味を正確にご存知でしょうか。
日常的に使うことは少ないとは思いますが、ここではそんな「神隠し」という言葉の意味を紹介していきますので、ぜひ最後までご覧になってみてください。
神隠しの意味とは
神隠しとは「子供、娘などが突然失踪し行方不明になること」「服喪中、神棚を白紙で隠すこと」という意味の言葉となっています。
現代でよく使われる意味としては圧倒的に前者の意味が多いと思います。
昔は、子供や娘が突然失踪して行方不明になるのは、山の神や天狗の仕業と信じられていたため、「天狗隠し」とも言ったりします。
現代では、神や天狗の仕業と思う人はいませんが、子供が失踪してしまうことを「神隠し」と言います。
神隠し・天狗隠しについて
昔は山や森は神域と考えられており、そこで失踪することは神の仕業だと捉えられていました。また、街や里から消えた場合も神域に連れ去られたとされ、やはり神の仕業とされました。
神隠しの正体としては、現実的な迷子、家出、誘拐、口減らしなどが考えられますが、
神隠しに遭いやすい気質として、神経質な子供、知的障碍者、産後の肥立ちが悪いなど精神的に不安定な女性などが神隠しに遭いやすかったとされています。

神隠しを使った文章・例文
- 神隠しに遭ったと村中大騒ぎしたが、ただの迷子で良かった。