廃人
ネットでよく見る言葉に「廃人(はいじん)」があります。
「ネトゲ廃人」や「ゲーム廃人」など、目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
今回は「廃人」という言葉について詳しく解説します。
廃人の意味とは
廃人とは、本来は「病気や障害などにより、普通の生活を送れない状態の人を指す蔑称」です。
読み方は「はいじん」です。
近年ではインターネット上で、「日常生活に支障が出るほど特定のコンテンツに夢中になりすぎた人」を指すスラングとしても使われることが多いです。
たとえばオンラインで多人数プレイが可能なネットゲームに没頭するあまり寝食も忘れてしまう人のことを「ネトゲ廃人」といいます。
ネットゲームはプレイすればするだけ強くなれるシステムになっています。やればやるほど結果がついてくるという快感があり、強くなれば他のプレイヤーから頼られて承認欲求を満たすこともできるので、ついつい夢中でのめりこんでしまうあまり日常生活をまともに送ることができなくなっていってしまいます。
他にも四六時中Twitterを閲覧や投稿していないと精神が不安定になってしまう人を「ツイッター廃人」略して「ツイ廃」と呼びます。
Twitterに挙げられる洪水ともいうべき量の情報を求め、また、フォロワーとのつながりから一時的に孤独感を解消できるという欲求を満たすことから逃れられなくなってしまうのが「ツイ廃」のメカニズムです。
ここに挙げた言葉はいずれも蔑称なので、むやみに使わないことをおすすめします。

廃人を使った文章・例文
- 彼はすっかりネトゲ廃人になってしまったらしく、連絡してもほとんどつながらない。
- あのゲームには廃人になりかねないほどの中毒性があるそうだ。