半休
社会人になってから「半休」という言葉を聞いて戸惑ったという方もいるのではないでしょうか。
便利な休暇の一つとして企業などの職場で使われている制度ですが、実は労働基準法の中に明記されていないため、労働者側と会社側で問題が起きてしまうなど、理解が進んでいない言葉でもあります。
ここではそんな「半休」について意味や使い方などを詳しくご紹介していきます。
半休の意味とは
半休とは、「半日休暇の略」です。
丸一日休むことは、全日休暇、あるいは全休と言うように、勤務を半日で切り上げること、あるいは午後から半日労働することを半日休暇といいます。
半日で仕事を切り上げてリフレッシュしたい場合の他、遅刻してしまいそうな場合や、早退しなければならない状況でも半休を適用されることがあります。
ただし、半休は全休と違って労働基準法の中に明記されておらず、会社ごとに就業規則として定めて用いられます。厚生労働省も「半日休暇は違法ではない」という解釈しか示していません。
このため、半日の有給休暇を取ったとしても、1日分の有給を消費させられてしまうというケースも起こっています。

半休を使った文章・例文
- 子どもが大怪我をして学校を早退したため、半休を使って会社を後にした。
- 労働の後に半休を取って海水浴を楽しむのは尋常ではない開放感があり、全休の日に来るよりも楽しいかもしれない。
- 体調不良で午前中は半休を取って午後から勤務しているのに、有給休暇1日分の休みにすると上司に言われたため、しっかりと反論をした。