嬉しい悲鳴
「嬉しい悲鳴」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「嬉しい悲鳴」という言葉は、お店を経営している方などが使用することが多いです。
また、メディアで繁盛店を紹介する際にもこの言い回しが使われることがあります。
「嬉しい」と「悲鳴」という対極にある言葉が組み合わせられており、一見矛盾をはらんだ言い回しのようにも感じますが、いったいどういう意味なのでしょうか。
今回は、少し不思議な表現の「嬉しい悲鳴」について詳しく解説します。
嬉しい悲鳴の意味とは
嬉しい悲鳴とは「予想以上の良い結果を得て喜びながらも、一方では忙しさに嘆いている声。喜び事があり、嬉しいが、それにより身辺が多忙になって悲鳴をあげること。」という意味になります。
よく、飲食店が繁盛した際に、その店主などが用いる言葉になります。
使い方としては「客足が絶えず、休憩を挟む暇もなく嬉しい悲鳴をあげる。」といった表現になります。
誤用されることもあるので、使用する際は気を付けたい言葉です。

嬉しい悲鳴の使い方・例文
- わが社の缶詰がメディアで取り上げられてから、売り上げがうなぎ登りで生産が追いつかず、嬉しい悲鳴をあげている。
- 一時は潰れかけたラーメン屋だったが、雑誌の取材を受けてから客足が伸び、大忙しの店主は嬉しい悲鳴をあげている。