「あてずっぽう」とは?意味や使い方を解説!

「あてずっぽう」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「あてずっぽう」について解説します。

目次

  1. あてずっぽう
  2. あてずっぽうの意味とは
  3. あてずっぽうを使った文章・例文

あてずっぽう

皆さんは「あてずっぽう」という言葉をご存知でしょうか。

わりとどこにでも、いいかげんな理屈で物事を決めるという人はいるものです。そういう人のことをあてずっぽうというわけですが、一体どういう語源を持つ言葉なのでしょうか。
これは、江戸時代の「当て推量」という言葉が元になっています。

今回は「あてずっぽう」という言葉について詳しく解説します。

あてずっぽうの意味とは

あてずっぽうとは「いいかげんな根拠で物事を判断すること」という意味です。
あてずっぽ、あてすっぽともいいます。

江戸時代に、根拠もないのに物事を推し量ることを「当て推量」といい、「あてずいりょう」を略して「あてずい」ともいわれました。
この「あてずい」をする人を指して、擬人化して「あてずい坊」といったことから、「あてずいぼう」から「あてずっぽ」「あてすっぽ」へと言葉が変化していったのが「あてずっぽう」の語源です。

「適当に考えて判断する」という意味の類語として、「山勘(やまかん)」「壁越し推量」「揣摩臆測(しまおくそく)」などがあります。
「壁越し推量」は正確には「状況や事情などを直接知らない状態で推量すること」という意味です。
「揣摩臆測」は、人の心情を推し量るときにのみ使える言葉です。「揣摩」とは、自分の心で他の人を推し量るという意味です。

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あてずっぽうを使った文章・例文

  1. うちの同僚は言うことがあてずっぽうで適当なので、よく振り回される。
  2. 縁日に紐を引くタイプのくじがあったので、あてずっぽうに選んで引いたら1等だった。

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