叱責
「叱責(しっせき)」という言葉は、パワハラとの関連でよく耳にするようになった言葉ですね。
「叱責」したらパワハラになるのではないかと悩んでいる会社員の人も多いかもしれません。
よく使う言葉ではありますが、意味や使い方、読み方などを知らない人も多いですね。正しく理解して使いたいところです。
この記事では「叱責」の意味や使い方などを解説します。
叱責の意味とは
「叱責」の読み方は「しっせき」です。
「叱責」の意味は「失敗などを叱りとがめること」です。単に叱るだけではなく、相手の失敗や過失を責めるニュアンスも含まれています。
似た言葉に「叱咤」がありますが、こちらの意味は「大声で叱ること」です。この意味からもわかるように、「叱咤」よりも「叱責」の方が相手に与えるダメージは大きいでしょう。
そのため、「叱責」のやり方を間違えると「パワハラ」につながることになります。たとえ相手のことを思ってやっていても、やり過ぎると深刻なパワハラだと認定されることもあるので気をつける必要があります。

叱責の使い方・例文
- 若い頃に自分がされたのと同じように部下を叱責したら、すぐに会社の相談室に駆けこまれてあっと言う間に辞職に追い込まれてしまった。
- 部下のことを思って叱責したつもりだったのだが、やり方が過激だったのかパワハラに認定されてしまって会社に居づらくなった。
- 世間では叱責することに対する風当たりはますます強くなっているが、私は上司が叱責してくれることは自分の役に立つと考えている。