戦々恐々
「戦々恐々(せんせんきょうきょう)」という言葉は、小説や映画などでは目にすることが多いのではないでしょうか。日常会話の中でも時々聞くことのある言葉です。
「戦々恐々」はよく知られている言葉ですが、その意味や使い方は正しく理解されていない場合も多いです。正しく知って使っていきたいですね。
この記事では「戦々恐々」の意味や使い方などを解説します。
戦々恐々の意味とは
「戦々恐々」は「せんせんきょうきょう」と読みます。読みにくい言葉なので、正しい読み方も併せて知っておいてくださいね。
「戦々恐々」の意味は「恐れてびくびくする様子」「恐れて慎む様子」です。「戦々」には恐怖によって震えるという意味があり、「恐々」には恐れて慎む様子という意味があります。
この2つの言葉を組み合わせて「戦々恐々」になります。この言葉の成り立ちから、何かをとても恐れてびくびくとしている様子が想像できますね。
「戦々恐々」を使う場面は多いです。例えば、結婚している人で奥さんの機嫌が悪い時には「戦々恐々」としてしまいますね。また、仕事で深刻なミスをしてしまって、それが気づかれないか「戦々恐々」とする場合もあるかもしれません。

戦々恐々を使った文章・例文
- 牛乳をこぼして床を汚してしまったので、お母さんが激怒しないかと戦々恐々としていたが今回は何とか難をまぬがれた。
- 大事な書類を間違ってシュレッダーにかけてしまって、上司から叱責されるのではないかと戦々恐々として1日を過ごすことになった。
- 威圧的な上司のもとで4月から働くことになってしまったので、戦々恐々としている。