口実
「口実(こうじつ)」という言葉の意味や使い方について解説します。
読み方は「こうじつ」となります。
この「口実」という言葉は、日常会話やビジネスの場でも使われることがあるので、耳馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
よく「会う口実を作る。」や「口実を探す。」といった使い方をします。
あまり良い意味では使われないので、使用する際には気を付けたいところです。
今回はそんな「口実」について詳しく解説するので、この機会に深く知っていきましょう。

口実の意味とは
口実(こうじつ)という言葉の意味は大きく分けて2つあります。
まず、1つ目は「言い逃れや責任逃れをするための理屈、材料。また、その言葉。」という意味になります。
使い方としては「会う口実を作る」、「口実を探す」や、「うまい口実を作って、逃げる。」、「病気を口実として、遠い親戚の葬式を欠席する。」などの表現があります。
一般的には、この1つ目の意味で使用されることが多いです。
そして、2つ目は「普段からよく口にする言葉。言い草。」という意味になります。
口実の類語
口実の類語は以下になります。
- 弁解
- 言い訳
- 託言
- かこつけ
- 辞柄
- 言前
- 自己正当化
- かこち種
- 託ち種
口実の使い方・例文
- 僕は、好きな女性にただ会いたいと伝えるのが恥ずかしくて、必死に会う口実を探した。
- お酒にあうおかずを見つけたことを口実に、お酒を飲む。
- 彼は親戚に会うのが嫌で、仕事が忙しいことを口実に法事に出席しなかった。
- 彼女は、面倒な場面に出くわした際、逃げる口実を作るのが非常にうまい。