満員御礼
「満員御礼」という言葉の意味や使い方について解説します。
読み方は「まんいんおんれい」となります。
この「満員御礼」とは、本来、大相撲の本場所において使用される言葉になります。
しかし、今ではイベント会場や飲食店などにおいてもこの「満員御礼」という言葉が使用されています。
また、「満員御礼」と一緒に覚えておきたい言葉に「札止め」があります。
今回は、この「札止め」に関しても解説するので、この機会に「満員御礼」について詳しく知っていきましょう。

満員御礼の意味とは
満員御礼(まんいんおんれい)とは「本場所の大相撲興行を行う際に、入場者が一定数に達した場合に出す表示のこと。」という意味になります。
「満員」という言葉が含まれていますが、「満員御礼」の表示を出す定数は、必ずしも満員である必要はありません。
完全に満員になった状態は、「札止め」と呼ばれます。
これが転じて、大相撲の興行だけでなく、演芸場やイベント会場、飲食店などにおいても客でいっぱいの状態のことを「満員御礼」と表す場合もあります。
満員御礼の使い方・例文
- 今年の大相撲本場所では、大きな盛り上がりを見せており、満員御礼が何日も続いた。
- 昨日、ラーメン屋を開店した友人は、開店初日が満員御礼で良かったと言いながら胸をなで下ろしていた。
- トップアイドルの握手会が開かれる会場は、満員御礼どころか札止め状態だ。
- 満員御礼という言葉は、さまざまな業界で使われるが、札止めはあまり転用されていない。