「偏り」とは?意味や使い方を解説します!

「偏り」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「偏り」について解説します。

目次

  1. 偏り
  2. 偏りの意味とは
  3. 偏りの使い方・例文

偏り

偏り(かたより)」という言葉をご存知でしょうか?
「片寄り」とも表記されますので、こちらの漢字で憶えている方も多いかもしれませんね。
どちらも読み方は「かたより」です。
では、いったいどういう意味なのでしょうか。
今回は「偏り」について解説します。

偏りの意味とは

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「偏り(かたより)」とは、一方に寄ること、不均衡な状態を指します。また「片寄り」とも表記され、どちらも読み方は「かたより」です。

ただし、使い方には少し違いがあって、実際に確認できる物理的なかたよりを「片寄り」、グラフなどで表される抽象的なかたよりを「偏り」と使い分ける場合もあります。

例えば、お弁当を開けたら中身が端に寄っている場合などは「片寄り」で「おかずが片寄った」と表現し、差別的なものの見方をすることを「偏った見方」または「偏見」といい、「偏」の漢字を使います。

抽象的な「偏り」と似たような意味を持つ言葉として、「隔たり(へだたり)」という言葉があります。
グラフなどで、中央値から大きく離れた数値に対して「偏りがみられる」と表現することがありますが、「中央値から隔たっている」と表現することもできるからです。

この「隔たり」とは、間隔やひらき、またその違いを意味する言葉です。
「世代間の隔たり」などと使われます。

偏りの使い方・例文

1.生活保護を受ける人に対する偏った発言を見るにつけ、人道支援とは何なのかを今一度思い起こすべきだと考える。
2.栄養の偏りは、心身のバランスを損ね、生活習慣病の要因のひとつとなると考えられている。

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