ふんぞり返る
皆さんは、「ふんぞり返る(ふんぞりかえる)」という言葉をご存知でしょうか。
姿勢を表す言葉として日常的に使う言葉なので、耳にしたことのある方も多くいらっしゃると思います。
この記事では、「ふんぞり返る」の意味を解説させていただきます。
ふんぞり返るの意味とは
「ふんぞり返る(ふんぞりかえる)」とは、「足を前に突き出して上体を後ろに反らすこと」「威張った態度をとること」という意味です。
「踏ん反り返る」と表記することもあります。
椅子などに座る際、背もたれに体を預け背中を反らすように座ることも「ふんぞり返って座る」と言います。
偉そうな態度、威張って見える姿勢のことを指して使う言葉だと覚えておけば、分かりやすいと思います。
ふんぞり返るは元々、足を前に出して状態を後ろに反らす姿勢のことを言いました。
しかし、威張っている、偉そうに見えることから、現代では威張った態度のことを「ふんぞり返る」と言います。姿勢を指してこの言葉を使うことはめったにありません。
ふんぞり返るの使い方・例文
ここで、「ふんぞり返る(ふんぞりかえる)」を使った例文をご紹介します。
1.あの上司は部署内でいつもふんぞり返っているから嫌いだ。
2.上司だからといって、真面目に働いている部下に対しふんぞり返って接するのはどうかと思う。
3.顧問がいつもふんぞり返っているから、怖がって新入部員がなかなか入ってくれない。
4.あんな風にふんぞり返っていたら、どんな美人でも誰も相手にしてくれなくなるぞ。