「押し問答」の意味とは?意味や使い方を解説!

「押し問答」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「押し問答」について解説します。

目次

  1. 押し問答
  2. 押し問答の意味とは
  3. 押し問答を使った文章・例

押し問答

皆さんは「押し問答」という言葉をご存知でしょうか。

「問答」は「問題と答え」という意味ですが、「押し問答」はどういう意味になるかお分かりでしょうか?

今回は「押し問答」という言葉について詳しく解説します。

押し問答の意味とは

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押し問答とは「対立しているもの同士が互いに譲らず争い合うこと。争い合う二者がどちらも一歩も引かないので埒が明かないこと。」という意味です。
「押問答」と書く場合もあります。
また、江戸時代の頃は「強問答」と書いて「おしもんどう」と読む書き方もあります。

「問答」とは「もんどう」と読む熟語で、「問題と答え」「問いと答えのやり取り」という意味の言葉です。

「押し問答」の「問答」はどちらかというと後者の意味合いであり、さらに厳密に言うと「問いと答え」という秩序のあるやり取りよりもむしろ「言い争い」という意味の方が近いです。
互いに自分の意見を「押しつけ合い」どちらも全く引かないという問答なので、「問いと答えのやり取り」という穏やかな会話でないことは分かると思われます。

似た言葉に「水掛け論」があります。
こちらは「互いに水をかけあうように自己主張を繰り返し、議論が終わらないこと」という意味です。
二つの言葉の違いとしては、「押し問答」の議論には解決の余地がありそうなのに対し、「水掛け論」の議論は終わりが見えない傾向にあるということです。

押し問答を使った文章・例

  1. 彼らは互いの利益を巡って激しい押し問答を繰り広げた。
  2. 二人の言い争いは、次第に泥沼の押し問答になっていった。

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