蕩れ
「蕩れ(とれ)」という言葉は聞きなれない人が多いのではないでしょうか。ライトノベル「化物語」をきっかけに生まれた言葉で、一部の若者などによって使われている言葉です。
「蕩れ」を日常会話の中で聞く機会は少ないかもしれませんが、「萌え」の上をゆく言葉としてこれから流行する可能性もあるので、意味を知っておきたいところですね。
この記事では「蕩れ」の意味や使い方、例文などを解説します。
蕩れの意味とは
「蕩れ」の読み方は「とれ」です。
「蕩れ」は「『萌え』より上の段階をいく言葉で、より強い憧憬などの感情を表す言葉」です。語源としては「見蕩れる(みとれる)」だと言われています。「見蕩れる」は心を奪われて見ることを意味し、そこから強い憧れや親愛の情を示す言葉として生まれたのでしょう。
元々はライトノベルの「化物語」の作中で、登場人物が発した言葉です。戦場ヶ原ひたぎというキャラクターが発した言葉で、一部の若者の間で流行しています。
現状ではそれほど一般的には広まっていないですが、これから「萌え」に近い使い方で広がっていく可能性もありますね。

蕩れを使った文章・例文
- 「萌え」のさらに上をいく「蕩れ」という言葉は、いったいどんな感情を表しているのか私には理解しがたい。
- 彼は毎週末のようにメイドカフェに通っている。彼のメイド蕩れは一般人の域を超え、ある種の専門家とも言えるかもしれない。
- アイドル蕩れのオタクは数多くいるので、テレビに出ていないような地下アイドルでも何とか生活することができる場合もある。