羅刹
『羅刹(らせつ)』という言葉について解説します。
皆さん、この言葉ご存知でしょうか?神話や仏教に詳しい方は、見聞きした事がある方はいらっしゃるかもしれません。
守護神?仏教?鬼?と色々なイメージがある羅刹ですが、本来はどのような意味合いなのでしょうか?
今回は、この羅刹について覚えていきましょう。
全然知らない!って方も、詳しくしている!って方も、ここで一度整理してみましょう。
ということで、ここではそんな羅刹という言葉について、意味や使い方・読み方を紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。

羅刹の意味とは
羅刹(らせつ)とは『人を惑わし、大力で足が速く、血肉を食う、魔物、悪鬼。のちに仏教に入り、十二天に属する守護神となった。』という意味の言葉となっています。
どうやら、インド神話に登場する凶暴な人食い鬼のようです・・・恐ろしいですね。(汗)
ただ、驚きなのが、この人食い鬼は仏教に入り改心し、守護神にまで変化を遂げるとの事。
なので、この言葉は『鬼のような人』や『鬼みたいな人が改心した』時にも両方使える様です。
言葉として使用するのも良いですが、これだけ深いストーリーがある羅刹という言葉は、悪い者から善に変化する様を説明するだけでも、様々なシーンで使用できそうですね。
羅刹を使った文章・例
・物を壊したり、人を傷つけたり、まるで貴方は羅刹の様だわ!
・過去に犯罪も犯したけれど、今では羅刹の様に改心し、人々の役に立つ仕事をしている。