耽溺
「耽溺」という言葉について解説します。
「酒色に耽溺している」「ゲームに耽溺する」といった使い方をするこの言葉。
みなさんは見聞きした事があるでしょうか。
なかなか日常会話の中で見聞きする機会は多くないと思いますが、読書などをしていると出てくる言葉ともいえるかもしれません。
普段は接する機会の少ない言葉なので、全くの初見だという方もいるのではないでしょうか。
ということで、ここではそんな「耽溺」という言葉について、意味や使い方・読み方を紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。
耽溺の意味とは
耽溺(読み方・たんでき)とは「一つのことに夢中になって、他を顧みないこと。多く不健全な遊びに溺れることにいう」という意味の言葉となっています。
ということで「酒色に耽溺する」といった場合、「酒を飲み女遊びをすることに夢中になって溺れる」という意味になるのが分かるのではないでしょうか。
不健全な遊びに溺れる事に対して使うことが多い。と意味にあることからも、あまりいい意味で使われることが少ない言葉、あまり良い意味で使わない言葉となっています。
このことから、使い方や場面を間違えると顰蹙を買ってしまいかねませんので、注意しましょう。
耽溺を使った文章・例
- 歴史上多くの国が、国王が酒色に耽溺したことによって傾いたり滅んだりしてきた。
- 息子があまりにもスマホゲームに耽溺して課金しまくっているので、一度ガツンと叱らなければならない。