無尽蔵
「無尽蔵」という言葉の意味や使い方について、解説します。
読み方は「むじんぞう」となります。
漢字が難しく、読み方も少し迷ってしまう言葉です。
この「無尽蔵」という言葉は、一般的に使われる機会もあり、耳馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
よく「無尽蔵なエネルギー」や「無尽蔵のスタミナ」といった表現をします。
なんとなくこんな意味だろいうと予想して使っている方もいるかと思います。
今回は、無尽蔵の元々の意味や由来についても解説するので、詳しく知っていきましょう。
無尽蔵の意味とは
無尽蔵(むじんぞう)の意味は大きく分けて2つあります。
まず、1つ目は、「いくら取ってもなくなることがないこと。また、その様子。」という意味になります。
使い方としては、「無尽蔵なエネルギー」や「無尽蔵のスタミナ」といった表現になります。
そして、無尽蔵の元々の意味は仏教用語で「徳が高く広大で、尽きることがない財産を納める蔵。また、仏教において、庶民の為設けられた寺の金融機関。」となります。
修行を重ねて、悟りを開いた人による善行は、無限で尽きることがないということの例えで、この言葉が「取っても尽きない」という意味で一般にも広まったのが由来とされています。

無尽蔵の使い方・例文
- お金は無尽蔵にあるわけではないのだから、計画的に使うべきだ。
- 海で溺れたときには、目の前に無尽蔵にある海水が怖くて仕方がなかった。
- そんなに毎日、無尽蔵に食べていては病気になってしまうよ。