飄々
「飄々」という言葉について解説します。
「部長は飄々とした人だから」なんてセリフを日常や物語など、どこかで一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
「俺は飄々としてる」と、自分のことで使うのはあまり見かけませんが、みなさんはこの「飄々」という言葉の意味はご存知でしょうか。
意味を知らずに使うと、うっかりミスとなってしまうこともありますので、この記事で意味や使い方を一度整理してみてはいかがでしょうか。
ぜひ最後までご覧になってみてください。
飄々(ひょうひょう)の意味とは
飄々(ひょうひょう)とは
- 風に吹かれて翻るさま
- ふらふらとあてどもなく彷徨うさま
- 性格や態度が世間一般から離れていて、とらえどころがないさま
「雪が飄々と降り落ちる」といった場合は1の風に吹かれて翻る様子、「船は飄々と進んでいる」といった場合は2のあてどなく彷徨う様子を指して使われていることが分かると思います。
3の意味で使われているのが、一般的によく使われる「飄々とした人」で、けして良い意味ばかりではないので、使いどころを間違えると失礼になってしまうかもしれないため注意してみてください。

飄々を使った文章・例文
- 真面目だけが取り柄の私からすると、先輩のような飄々とした人に強く憧れる。
- 人が怒っている時に、なんでそんな飄々とした態度でいられるのか不思議でならない。
- 桜の花びらが飄々と舞うその景色は、ピンク色の嵐が吹いたように感じるほど綺麗なものだった。