肝胆相照らす
「肝胆相照らす(かんたんあいてらす)」という言葉は日常的に聞く言葉ではありませんね。しかし、意味は難しくありませんし聞くこともあると思うので、この機会に意味を知っておいてくださいね。
また、「肝胆相照らす」は読み方が難しいのでそれも併せて知っておいてください。
この記事では「肝胆相照らす」の意味や使い方などを解説します。
肝胆相照らすの意味とは
「肝胆相照らす」の読み方は「かんたんあいてらす」です。
「肝胆相照らす」の意味は「お互いに心の底まで打ち明けるほど親しい間柄」のことです。ちょっと仲が良い友人という関係ではなく、意気投合していて何でも打ち明けることができる親しい関係のことを指します。
中国では「肝臓」と「胆嚢」が心を表すという考えがあります。
つまり、「肝胆」とは心の奥底にある真実の心のこと。
それをさらけ出せるぐらいの親しい関係のことを表す言葉です。
また、「肝胆相照」を「かんたんそうしょう」と読んで同じ意味で使うこともあるので覚えておいてください。
肝胆相照らすを使った文章・例文
- あいつとは小学校1年生から既に60年の付き合いで、お互い知らないことなど何もない。まさに肝胆相照らす関係だといっていいだろう。
- 趣味の話で意気投合した、肝胆相照らす友人と遊んでいるとほっとする。
- 夫婦でいがみ合っている2人もいれば、肝胆相照らす仲で、お互いのことを深い所で理解し合っている夫婦も存在する。結婚した時には大して変わらないだろうに、どうしてこんなに差がつくのだろうか。