火のない所に煙は立たぬ
「火のない所に煙は立たぬ(ひのないところにけむりはたたぬ)」ということわざは何か噂が立ったときによく使われる言葉ですね。ことわざや四文字熟語の中でもよく使われるものだと思います。
何気なく使っていることわざですが、効果的な使い方や英語表現など、詳しいことは知らない人が多いかもしれません。
この記事では、「火のない所に煙は立たぬ」の類義語や反対の意味の言葉、英語表現などを解説します。
火のない所に煙は立たぬの意味とは
「火のない所に煙は立たぬ」の意味は「根拠が全くないうわさは立たないこと」を表しています。うわさが立つからには、それを裏付けることが必ずあるということを示しているのです。しかし、ネットが発達した現代では嘘の書き込みでもうわさが広まってしまうことがありますから、一概にそうとは言えない側面もあります。
このように、昔に作られたことわざや四文字熟語が、現代では嘘とも言えないが本当とも言えない状態になることもありますね。
ちなみに、英語に「Where there is smoke, there is a fire」ということわざがあります。英語でもほぼ同じ表現です。
火のない所に煙は立たぬの反対語/対義語
- 根がなくとも花は咲く
火のない所に煙は立たぬの類義語
- 蒔かぬ種は生えぬ
- 無い名は呼ばれず
火のない所に煙は立たぬを使った文章・例文
- 彼は今回のミスについて、自分は無関係だと主張しているけれども、火のない所に煙は立たぬというから判断が難しいところだ。
- 火のない所に煙は立たぬとは言うが、今回の件はあまりに信憑性にかけるから何とも言えない。