雉も鳴かずば撃うたれまい
「雉も鳴かずば撃うたれまい」という言葉について解説します。
「雉も鳴かずば撃うたれまい」という言葉は、ことわざとして習ったことは皆さんとある思いますが、実生活で見聞きすることはほとんどないかもしれません。
実際に使うことはあまりないとしても、教養や知識として知っておけば、もしこの言葉に出会った時に戸惑わずに済みそうです。
ここではそんな「雉も鳴かずば撃うたれまい」ということわざについて、意味や使い方を紹介していきますので、ぜひ最後までご覧になってみてください。
雉も鳴かずば撃うたれまいの意味とは
雉も鳴かずば撃うたれまいとは、「無用の発言をしたばっかりに、自ら災害を招くこと」をたとえたことわざとなっています。
読み方は「きじもなかずばうたれまい」です。
雉は鳴くと猟師に居場所を知られてしまい撃たれてしまうが、鳴くことがなければ猟師に撃たれない。ということから、余計なこと・発言をしたせいで災害を招いてしまうことのたとえとして、戒めのような意味を持って使われるようになりました。
ちなみに、雉は草地を歩くため、ただでさえ狙われやすかったと言われています。さらに、縄張り争いなどがあると、雉はかなり大きく「ケーン」と鳴くため、本当に目立ってしまうようです。

雉も鳴かずば撃うたれまいを使った文章・例文
- 雉も鳴かずば撃うたれまいという言葉があるように、もしも監査が入っても余計なことは言うなよ。
- あまり使われなくなった言葉だが、ネットやSNSを見ていると、雉も鳴かずば撃うたれまいということわざがしっくりくることが多い。