殿堂入り
「殿堂入り(でんどういり)」という言葉をご存知でしょうか?
「木村拓哉がベストジーニスト殿堂入り」とか「チュートリアル徳井、吉本男前ランキング殿堂入り」など、
テレビや雑誌などでよく耳にしたり目にしたりする言葉ですよね。
では、いったいどういう意味なのでしょうか。
今回は「殿堂入り」について解説します。

殿堂入りの意味とは
「殿堂入り(でんどういり)」とは、ある分野で業績をあげた人の栄誉を称え、広く世間に知らせ表彰されることです。
そもそも「殿堂」というのは、大規模で立派な建物のことを指しています。
また、ある特定の分野で中心的な役割を担う建物や施設のことを殿堂といいます。例えば「東京大学は学問の殿堂だ」などといったように使われます。
転じて、特定分野で業績を上げた人や、その分野の進歩や発展に寄与した人物などを称え、記念するための場所や施設のことも殿堂と呼ぶようになりました。
「野球殿堂」とか「囲碁殿堂」などがそれにあたります。
そして、その分野においての業績を高く評価され、殿堂に展示されたり名を連ねたりすることを「殿堂入り」と云うのです。
そこからさらに転じて、人気投票や同じ一つの大会を連覇し続けた場合に、その実績を称えて別格として扱うことを殿堂入りというようになりました。
上記の木村拓哉やチュートリアル徳井はこの例です。
ポケモンにおける「殿堂入り」
各地方のポケモンリーグで四天王戦を勝ち抜き、チャンピオンに勝利してその記録を残すこと。
主人公の目的のひとつで、実質的なクリアとなり、ゲームクリア後のイベントが解放されます。
殿堂入りの使い方・例文
1.ハリウッドで殿堂入りしている日本人はわずかに3人だけだが、なんと2004年にゴジラが加わった。
2.やはりプロ野球選手として、野球殿堂入りはとても名誉なことだろう。
3.今年も殿堂入りコスメの発表が楽しみだ。