月夜に提灯
「月夜に提灯」ということわざは、意味が想像しやすくわかりやすいです。
「月夜に提灯」はうまく使えば表現に深みを与えられることわざで、会話の中で使う人もいますので、正しい意味や使い方などを知っておいてください。
この記事では「月夜に提灯」の意味や使い方、類語などを解説します。
月夜に提灯の意味とは
「月夜に提灯」は「無駄なもの」や「不必要なもの」を意味します。
月が出ている明るい晩に提灯を持って歩くと、意味がないだけではなくむしろ邪魔になることからこの意味になりました。
特に満月に近い時など、月明かりが照らす夜には提灯を使うよりも、月明かりを楽しんだ方がいいですね。明るさも十分なので、提灯はいらないでしょう。
「月夜に提灯」は、主にいきすぎた贅沢に対して使われることが多いことわざです。
類語には「無用の長物」などがあります。意味は「あっても役に立たず邪魔なもの」です。
月夜に提灯を使った文章・例文
- ちょっと散歩に出かけるのに派手なブランドバッグを持っていくとは月夜に提灯もいいところだ。その場に適した機能的なバッグを持っていってほしいものだ。
- ランニングを始めて間もないのに、プロ選手が着用する高価なモデルを買っている人がいた。機能を使いこなせないし月夜に提灯だということがわからないのだろうか。
- 不必要な服を買い集めて無駄にする人が多いが、買う時に月夜に提灯のことわざを思い出して自制してほしい。
- 晴れた日でも不安で傘を持ち歩く人がいるが、まさに月夜に提灯だ。