「意気地なし」とは?意味や使い方を解説!

「意気地なし」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「意気地なし」について解説します。

目次

  1. 意気地なし
  2. 意気地なしの意味とは
  3. 意気地なしの使い方・例文

意気地なし

皆さんは「意気地なし(いくじなし)」という言葉をご存知でしょうか。

女性が男性に対して言っているイメージが強いのは、「ドラえもん」によく出てくるせいでしょうか?

今回は「意気地なし」という言葉について詳しく解説します。

意気地なしの意味とは

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意気地なしとは「困難に立ち向かう気力がない人」という意味です。

読み方は「いくじなし」です。

「意気地」という熟語には二通りの読み方があります。

一つは「いきじ」。他の人と張り合ってでも、自分の意思を通そうとすることを言います。

もう一つが「いくじ」で、「事をやり遂げようとする気力」という意味です。

「意気地なし」の場合は後者の意味です。
また、「意地が悪い、良くない意地を張る」という意味で「意気地が悪い」という言葉もあります。

前者の意味の場合は「意気地を立てる」などの使い方があります。

言葉の成り立ちとしては「いきじ」が変化して「いくじ」になったと思われます。
意味も、「いきじ」の意味が若干変化したものとみて間違いなさそうです。

「意気地なし」は、最近はあまり使われない言い回しですが、近代の小説や歌のタイトルにも使われる言葉です。

国民的人気を誇る漫画「ドラえもん」では、ヒロインであるしずかちゃんの「のび太さんの意気地なし!」というセリフがよく聞かれます。

何事にも弱気なのび太君に対してしずかちゃんが怒る様子は、作中で頻繁に見られるシーンですね。

意気地なしの使い方・例文

  1. あの程度の中傷に落ち込んで挑戦をやめてしまうなんて、君は意気地なしだ。
  2. 好きな子に声もかけられない、意気地なしな自分を変えたい。

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