有用性
「有用性(ゆうようせい)」という言葉について解説します。
「有用性が高い」「有用性が発揮された」というような言い回しを皆さんは見聞きしたことがあるでしょうか。
日常において使う機会は多くないかもしれませんが、学業やビジネスの場では登場することがある言葉だと思います。
ここでは、有用性という言葉の意味や使い方を紹介していきます。
また、似た意味を持つ有効性、実用性との違いや、有用性の英語についても触れていきますので、ぜひ最後までご覧いただき、しっかりと整理・理解してみてください。

有用性の意味とは
有用性とは「人や物などにとって役に立つこと」という意味を持つ言葉となります。
有用=役に立つ 性=物事の性質や傾向 という二つの組み合わせなので、「有益な性能を持つ性質」となり、人や物にとって役に立つこと。という意味になっています。
有用性を表す英語は「usability」「utility」などがあり、使いやすさ、利便性という意味を持った言葉です。
例えばサッカーなどで、ユーティリティー(utility)プレイヤーという言葉が使われますが、どのポジションでも使えるチームにとって有用性・利便性の高い選手のことを指しています。
有効性・実用性
有用性と似た意味で使われることがある二つの言葉について違いを少し紹介します。
有効性=「効き目があるさま・効力がある傾向」という意味なので、有用性のように幅広く使われるわけではなく、特定の物事に効き目があることを表す際に使われる言葉となっています。
実用性=「実際に役に立つ性質・実際に用いてみること」という意味です。有用性とかなり近い意味合いを持っていますが、実際に使うこと・場面を想定しているこの言葉に対して、有用性は想定しなくても使えるという違いがあります。
有用性の使い方・例文
- あまり使わないラジオだが、災害などの際には高い有用性を持っている。