称賛
「称賛(しょうさん)」という言葉の意味や使い方について解説します。
よく「称賛に価する行為」や「称賛の的」といった使い方をします。
少し難しい言い回しですが、比較的自然に使用する言葉なので、耳馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
また、似た言葉に「賛美」と「礼賛」があります。
今回は、これらの言葉の意味合いの違いについても解説するので、この機会に「称賛」について深く知っていきましょう。

称賛の意味とは
「称賛」とは「行為や、行為による成果が素晴らしいものであると褒め称えること。賞賛。」という意味を持つ言葉になります。
読み方は「しょうさん」となります。
漢字では「称賛」「賞賛」「賞讃」とも書きます。
使い方としては「称賛に価する行為。」や「称賛の的。」「称賛の拍手をおくる。」といった表現が一般的です。
また、称賛と似た言葉に「賛美」と「礼賛」があります。
違いとしては、まず賛美とは「偉大なものや神聖なものとして称えること。」という意味合いで使用します。
礼賛とは「もともとは仏教語。三宝を礼拝して、その功徳を褒めることの意から褒め称える際に使用される。」という意味合いの言葉です。
称賛を使った文章・例文
- 川で溺れている犬を助けた彼の行為は、称賛に価する。
- ピアノコンクールで優勝した娘に対し、両親は惜しげもなく称賛の拍手をおくった。
- 火事で燃え盛る家の中に勇敢に入って住人を救出した消防士の彼は、しばらく称賛の的だった。
- 駅のホームで倒れていた女性を助けて救命行為をした彼に、救急隊員から称賛の声が上がった。