憚られる
「憚られる」という言葉の読み方や意味、使い方について解説します。
読み方は「はばかられる」となります。
よく「人前に出るのが憚られる。」といった使い方をしますが、皆さんはご存知でしょうか。
日常会話やビジネスの場でも使用する言葉なので、耳馴染みのある方も多いかと思います。
「憚る(はばかる)」という言葉の未然形に助動詞の「れる」が付いた言葉です。
したがって、意味も「憚る」と同じになります。
意味が2つあるため、使い分けには気を付けたいところです。
今回は、そんな「憚られる」について詳しく解説するので、この機会に深く知っていきましょう。
憚られるの意味とは
憚られる(はばかられる)とは、「ラ行五段活用の動詞である「憚る」の未然形、「憚ら」に尊敬・自発・可能の助動詞である「れる」が付いた言葉。」という意味になります。
「憚る(はばかる)」とという言葉の意味は大きく分けて2つあります。
まず、1つ目の意味は「さしさわりがあるためさしひかえる。遠慮する。」となります。
使い方としては「人前に出ることが憚られる。」といった表現が一般的です。
次に、2つ目の意味は、「障害があるために進むことをためらう。」となります。
使い方としては「落石があり、これより前に進むのが憚られる。」といった表現が一般的です。
憚られるの意味とは
- カフェで服にコーヒーをごぼしてしまい、人前に出るのが憚られる。
- 山道で車を運転していたところ、落石がありこれより前に進むのが憚られる。