「物議を醸す」とは?意味や使い方を解説!

「物議を醸す」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「物議を醸す」について解説します。

目次

  1. 物議を醸す
  2. 物議を醸すの意味とは
  3. 物議を醸すを使った文章・例文

物議を醸す

皆さんは「物議を醸す」という言葉をご存知でしょうか。

話題性の高いニュースが報じられると、世間に大きな騒ぎが起こります。
識者や専門家が問題点を論じるテレビ番組が流れたり、SNSなどで議論が巻き起こったりします。

これが「物議を醸す」状態です。
あまり当事者にはなりたくないものです。

物議を醸すの意味とは

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物議を醸すとは「特定の話題について、世間の人々が激しく噂したり論じたりするようになること。議論を巻き起こすこと」という意味です。
「ぶつぎをかもす」と読みます。

「醸す」とは、「麹を発酵させて、酒やしょうゆなどを作る」という意味の言葉です。そこから転じて、「ある状態や雰囲気などを生み出す」という意味でもあります。
原初の酒造りは、穀物をよく噛んで唾液と混ぜ合わせることによって発酵させる「口噛み酒」でした。大ヒット映画「君の名は。」にも登場していたので、知っている人も多いでしょう。
この「噛み」が転じて「かも」になり「醸す」という言葉が生まれました。

よく「物議を呼ぶ」と誤用されますが、これは「議論を呼ぶ」との混同によるものと思われます。
「物議」は世間の人々の「議論」だけでなく、「噂」「騒ぎ」などが入り混じった状態を指す言葉です。「物々しい議論」と分解すればわかりやすいでしょう。

つまり「物議」という言葉は「議論」よりもっと混然とした「雰囲気」を表す言葉なのです。
それゆえ、後ろにつく動詞は「呼ぶ」よりも「醸す」の方がより自然なのです。

物議を醸すを使った文章・例文

  1. 彼の発表した研究内容は学会で大いに物議を醸し、多数の識者がその是非を論じることになった。
  2. 様々な省庁で不祥事が相次いでおり、SNSを中心に物議を醸している。

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