ハードボイルド
「ハードボイルド」という言葉をご存知でしょうか?
ミステリーが好きな方なら、トレンチコートのダンディな探偵を思い浮かべるかもしれませんね。
そうじゃない方も、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
では、いったいどういう意味なのでしょう。
今回は「ハードボイルド」について解説します。

ハードボイルドの意味とは
「ハードボイルド」とは、感情的表現・情緒的な表現が少なく、簡潔な文体で状況を客観的に描写する文章表現技法のことです。
1920年代のアメリカで誕生し、代表的な作家に『武器よさらば』などで知られるアーネスト・ヘミングウェイや、『フィリップ・マーロウ・シリーズ』のレイモンド・チャンドラーなどがいます。
現在のハードボイルドのイメージである、中折れ帽とトレンチコートに、煙草とバーボンのようなスタイルは、映画で私立探偵マーロウを演じたハンフリー・ボガートによって定着しました。
日本の作家では、『蘇る金狼』の大藪春彦や、『黒いドレスの女』などハードボイルド小説の著作が多数ある北方謙三、『新宿鮫シリーズ』などで知られる大沢在昌などが代表的です。
そもそも「ハードボイルド(hard boiled)」とは、固ゆで卵のことで、転じて感傷や恐怖などの感情に流されない、冷酷非情で精神的・肉体的にタフな人間の性格を表しています。
例えば、漫画『ゴルゴ13』の殺し屋・デューク東郷などがハードボイルドな性格を持つといえるでしょう。
ハードボイルドの使い方・例文
1.私立探偵を主人公にしたハードボイルド小説が好きだ。
2.「ハードボイルドな男になるぜ!」と宣言して姿を消した彼氏が、3日後に有り金全部パチスロに費やして帰ってきた。自分のだめんずウォーカー気質が憎い。