バイタルエリア
サッカーの試合中継を見ていると解説の人などが「バイタルエリア」という言葉を耳にするかと思います。
サッカーに詳しい方はバイタルエリアについて理解していると思います。しかし、「バイタルエリア」という言葉はサッカーに詳しくない人にはピンとこない言葉かと思います。
この記事では、そんな「バイタルエリア」について解説していきます。
バイタルエリアとは
バイタルエリアとは「得点に関わるプレーが生まれやすいエリア」のことを表します。
バイタルとは、英語で「Vital」と表し「致命的な」という意味があります。
バイタルエリアと同じような使い方をされる言葉として「アタッキングサード」という言葉があります。

アタッキングサードの説明
アタッキングサードとは、コートを3分割した際に自分たちが攻めるゴールに最も近いエリアのことです。
試合中継などで、アタッキングサードとミドルサードは使われることがありますが、ディフェンシブサードはあまり使われることがないようです。
しかし、ディフェンシブサードは「相手のアタッキングサード」という呼び方をされることがあります。
サッカーにおけるバイタルエリアとは
バイタルエリアとアタッキングサードは似ていますが、バイタルエリアは得点に関わるプレーが生まれやすいエリアなので少しだけ違います。
バイタルエリアは、得点に関わるのでアタッキングサードのゴール前はバイタルエリアです。
ですが、ミドルシュートが得意な選手がいる場合はアタッキングサード以外でもバイタルエリアになります。
また、サイトでプレーする選手が質の良いクロスを供給するチームの場合はその選手がいるサイドもバイタルエリアになります。
バイタルエリアはチームや戦術によって変わっていくエリアです。
バイタルエリアの使い方・例文
- バイタルエリアに運ばれたと思ったら、一瞬にして得点された。
- 今日の試合はほとんどバイタルエリアまでボールを運べなかった。