ポリバレント
「ポリバレント」という言葉の日本語での意味や使い方について解説します。
この「ポリバレント」という言葉はあまり耳馴染みがないという方も多いのではないでしょうか。
元々は、化学の分野で使われていた言葉ですが、サッカー日本代表監督だったイビチャ・オシム氏が用いたことからサッカーファンにも知られていきました。
サッカーではよく「ポリバレント能力」や「ポリバレントプレーヤー」といった使い方をします。
これらの使い方も含めて詳しく解説するので、この機会に「ポリバレント」について深く理解していきましょう。
ポリバレントの意味とは
ポリバレントの日本語での意味は大きく分けて2つあります。
まず、1つ目は「化学の分野における多価を指す言葉」という意味になります。
そして、2つ目は「複数のポジションを担い、こなすことができるプレーヤー」という意味になります。
この2つ目の意味は、2006~2007年にサッカー日本代表の監督を務めていたイビチャ・オシム氏が使ったことから一般認知されました。
これは、「ユーティリティープレーヤー」という言葉とほとんど同じ意味になります。
ちなみに、ユーティリティーという言葉には「役に立つこと」という意味もあります。

ポリバレントの使い方・例文
- サッカーでは1つのポジションをこなすことも重要だが、最近ではポリバレント能力も必要とされる。
- あのサッカー選手は、ポリバレントプレーヤーと称され器用なことで知られている。
- ポリバレント能力が高い選手は、何度も大きな試合で活躍している。