津津浦浦
「津津浦浦」という言葉について解説します。
読み方は「つつうらうら」で、「全国津津浦浦から集まってくれました」といった感じで使いますが、皆さんもよく耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。
一般的には表記する場合は「津々浦々」の方が多いかもしれませんが、これは「津津浦浦」の略記となっています。
さて、皆さんはこの言葉の意味はなんとなく分かっていると思いますが、津津浦浦とは何を指しているのかといったことはご存知ないかもしれません。
ここでは、そんな津津浦浦という言葉について、意味や使い方を紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、整理・把握してみてください。
津津浦浦の意味とは
津津浦浦とは「国中のいたるところ、全国各地、国内のあらゆる地域」という意味の四字熟語となっています。
全国津津浦浦から~ といった場合は「全国いたるところから~」という意味になります。
では、なぜ津津浦浦が全国各地という意味になるかというと、
津とは船着き場・港、海岸などを意味する漢字、浦とは海岸や入り江(海・湖が湾曲して陸地に入り込んでいる場所)を意味する漢字となっています。
これを重ねることで、あちらこちらということを意味するようになりました。
日常の中では、全国いたるところ、あちらこちら、すみずみを表現する時によく使われます。
津津浦浦を使った文章・例文
- 全国津津浦浦の名物を一堂に集めた食の祭典が開かれています。
- インターネットは一瞬で世界の津津浦浦に情報を届けることができる。