「自暴自棄」とは?意味や使い方を解説!

「自暴自棄」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?小説やドラマでも頻繁に使われますし、会話でもよく使う言葉なので正確に意味を理解したいですね。 この記事では「自暴自棄」の意味や使い方を解説していきます。また、由来も合わせて解説します。

目次

  1. 自暴自棄
  2. 自暴自棄の意味とは
  3. 自暴自棄の由来
  4. 自暴自棄を使った文章・使い方

自暴自棄

嫌なことがあってやけを起こしている人を「自暴自棄」になっていると言います。

日常会話の中でも頻繁に登場する言葉で、なんとなくの意味は理解できると思いますが、よく使う言葉なので正しく使いたいものですね。

この記事では「自暴自棄」の意味や由来、例文と使い方を解説します。

自暴自棄の意味とは

自暴自棄の意味は「どうでもいいという気持ちになって、なげやりな行動をすること」です。

自分の思い通りにいかなくてどうでもよくなる心情と、それによって捨て鉢な行動を起こすことを表しているのですね。

 

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自暴自棄の由来

自暴自棄は、かの有名な孟子の言葉が由来になっています。

 

孟子が「自ら暴ふ(そこなう)者は、与(とも)に言る(かたる)こと有るべからず。自棄つる(すつる)者、与に為すこと有るべからず」と語りました。

これを日本語訳すると「破れかぶれになる人と語り合うことはできない。やけを起こす人と一緒に行動することはできない」という意味になります。

 

自暴自棄になっている人と一緒にいることは周囲の人にとって大変なことですが、徳の高い孟子でさえも一緒にいたくないと感じていたのが興味深いですね。

自暴自棄を使った文章・使い方

「自暴自棄」は小説や映画などでもよく使われる言葉。例文を挙げます。
 
  1. 愛していた彼女に振られて彼は自暴自棄になった。
  2. 自暴自棄になって、お酒に溺れてしまった。
  3. 自暴自棄になるなよ。今は辛いかもしれないけれどきっと良い方向に向かうさ。
  4. 決して自暴自棄になっているわけではない。悲しみに打ちひしがれているのだ。

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