聖地
「聖地」という言葉をご存知でしょうか?
「聖地巡礼」「恋人の聖地」といった使われ方で目にする機会も増えてきました。アニメの聖地となり観光客が増えた、といったニュースを耳にすることもありますよね。
ここでは、「聖地」という言葉が持つ意味、読み方から使い方・例文まで詳しく解説していきます。
聖地とは
「聖地(せいち)」の意味は「宗教の発祥となるなど、神聖なものとされる土地」もしくは「ある分野において重要とされる土地」です。
英語ではsacred place、holy siteなどと訳され、こちらは前者の「宗教に関する、神聖なものとされる土地」を意味しています。
イスラム教を例に見てみると、メッカ、マディーナ、エルサレムが三大聖地として挙げられています。
またイスラム教シーア派となると上記のほかに、カルバラー、ゴム、サーマッラー、ナジャフ、マシュハドが挙げられます。
いずれもイスラム教に深く関わりがあることから聖地として扱われています。
以上の意味から転じて、重要な土地などを表す際にも聖地という言葉が使われるようになりました。現在の日本では宗教的な意味合いよりも、このようなニュアンスで使われることが機会が多くなりました。
「サッカーのメッカ」「ハリウッドは映画のメッカだ」などで使われる「メッカ」という言葉は、上記のイスラム教の聖地メッカから来たものとされています。
聖地の類語
聖地を言い換えると、以下のようになります。
- 神聖な場
- 聖域
- 巡礼地
聖地の使い方・例文
- 比叡山は日本仏教の聖地だ。
- アニメの聖地巡礼を行う。