メンチ切る
「メンチ切る」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「メンチ切る」という言葉は、関西で使用されています。
主に不良やヤンキーが使用する言葉であるため、一般的にはあまり使用されていません。
よく「喧嘩相手にメンチ切る」といった使い方をします。
睨みつけるという意味で使用される言葉で、使用されるシチュエーションには特徴があります。
また、似た言葉には「ガン飛ばす」があります。
今回は、そんな「メンチ切る」について詳しく解説するので、この機会にしっかりと理解していきましょう。
メンチ切るの意味とは
メンチ切るとは、関西を中心に「睨みつける」という意味で使用されている言葉です。
この場合、相手に喧嘩を売ったり言いがかりをつけたりする際に行う睨みのことを指します。
1980年代のツッパリブーム以降、不良を中心に流行した言葉です。
「メンチ切る」は行為を指す言葉であり、不良同士がすれ違った際やしゃがんでヤンキー座りの姿勢で睨みをきかせる形が多いです。
また、このメンチ切る行為は挑発や威嚇をされた側が、それに対する抗議の意味で行う場合がほとんどです。
語源の一説には「面子切るの変形」があり、これが派生し1970年代の関西では「めんた切る」とも言っていました。
また、語源の一説には「目ん玉切る」もあります。
さらに「メンチ切る」と同義の言葉に「ガン飛ばす」があります。
ガン飛ばすは、関東を中心に使用されている言葉で、ガンを飛ばすとも言います。

メンチ切るを使った文章・例文
- 他校の不良とすれ違いざまにメンチ切ると、喧嘩が始まった。