コミュニティー
皆さんは「コミュニティー」という言葉をご存知でしょうか。
英語で「community」と綴るこの言葉、SNSをよく使う人なら知っているかもしれません。
もともとは地域共同体を指す言葉であり、ネットで使われているものとは少し意味が違うのです。
今回は「コミュニティー」という言葉について詳しく解説します。
コミュニティーの意味とは
コミュニティーとは「ある一定の地域に集まって暮らし、共同体として生活する者たちの集団」という意味です。
英語では「community」と綴ります。
「ー」を表記しないで「コミュニティ」と書くこともあります。
「コミュニティー」は地域社会を形成する重要な要素です。
ごみ捨てなどの地域性が強いインフラを運営したり、近隣の問題を共に解決したり、祭りや運動会などの催しを開催したりというような様々な課題に地域で取り組むための共同体のことをいいます。
行政が介入するほどではない小地域の課題に取り組むための共同体が地域社会におけるコミュニティーです。
かつて流行したSNS「mixi」では、「趣味嗜好や居住地などの共通点を持った人たちが集団を作り交流するためのシステム」に「コミュニティ」という名前がついていました。
共通の話題を持った人たちが語り合いたい、友人を増やしたいなどの理由で共同体を作り交流する目的で設けられた場所であり、本来の意味である地域運営の「コミュニティー」とは趣が違います。
共通項で集まることで交流を広げられるという特性から、現在も一部のSNSでは似たようなシステムが設けられています。

コミュニティーを使った文章・例文
- 隣近所でつくるコミュニティーの良さは、身近な問題に臨機応変に対応できるところにある。
- SNSでコミュニティーに入ったところ、気が合う友人ができた。