「境地」とは?意味や使い方を解説します!

「境地」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「境地」について解説します。

目次

  1. 境地
  2. 境地の意味とは
  3. 境地の使い方・例文

境地

皆さんは「境地」という言葉をご存知でしょうか。

「きょうち」という読み方はご存知でしょうし、意味もなんとなくイメージできると思われます。
しかし、具体的に言葉で説明するとなると、意外に難しいのではないでしょうか?

今回は「境地」という言葉について詳しく解説します。

境地の意味とは

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境地とは、以下の意味を持った言葉です。
その人が置かれている立場
ある状態に達した心の有り様
芸術などの世界、分野
場所、環境、土地

読み方は「きょうち」です。

「さかいめ、くぎり」「土地、場所」「人が置かれた立場、状態」を表す「境」という漢字と、「土地」「性質」という意味の「地」で「境地」です。

物理的な「土地」と、比喩的に「心」を表した、似た意味の漢字の組み合わせである「境地」。

「境」が「さかいめ」、すなわち「境界線」の意味を併せ持つことで、ある一定の到達すべき基準の様なものをも表すことができます。
長い年月をかけて一つの高みに達した状態を「境地に達する」、そのような人の状態を「人生の境地」と言ったりします。

仏教用語でも、「悟りの境地」や「無我の境地」などのように使われます。
「悟りの境地」とは「雑念がなくなり執着心を捨てた状態」です。すべてを受け入れ、感情に振り回される苦しみから解放され、新進が穏やかで凪いだ状態になるという仏教徒が目指す高みです。
「無我の境地」とは「身勝手さや邪な心がない状態」です。「我欲がない」という状態に達するのが「無我の境地」です。

境地の使い方・例文

  1. 人生の境地に達した人の言葉には重みがある。
  2. 格闘技の世界で、極めたと言える境地に達するほどの実力を身に着けたい。

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