「回顧」とは?意味や使い方を解説します!

「回顧」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「回顧」について解説します。

目次

  1. 回顧
  2. 回顧の意味とは
  3. 回顧の使い方・例文

回顧

皆さんは「回顧」という言葉をご存知でしょうか。

読み方も意味もだいたい分かるという方が多いと思いますが、類義語が多数あり、どれを使っていいか分からないということもあると思います。
それぞれの言葉の違いについて理解しておきましょう。

今回は「回顧」という言葉について詳しく解説します。

回顧の意味とは

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回顧とは「過ぎ去った出来事をあれこれと思い返すこと」という意味です。
読み方は「かいこ」です。

似た言葉に「懐古」や「追憶」、「回想」があります。

これらの言葉を使い分けるのには、「懐かしいという感情がはいっているかどうか」「主観的かそうでないか」という基準で考える必要があります。

特に「懐古」の読み方は「かいこ」であり、意味も似ているので、どちらを使えばいいのか迷う方も少なくないと思われます。
こちらは「昔のことを懐かしく思い出すこと」という意味であり、「懐かしい」という感情が入っています。
同じく「懐かしい」という感情が入っており、「自分の記憶を振り返る」言葉が「追憶」です。

「回想」と「回顧」は、「懐かしい」という感情は入っていない言葉です。
二つの言葉の違いは、「想」と「顧」の漢字の意味の違いから導き出すことができます。
具体的には、自分の想い出を主観的に思い出すのが「回想」、過去の出来事を客観的に思い返す(顧みる)のが「回顧」です。
つまり「自分の身に起きたことではない、過去の社会的な事件など」を思い出す場合は「回顧」になります。

回顧の使い方・例文

  1. 毎年この時期になると、かつて故郷で起こった大災害について回顧している。
  2. 重大事件に関わった人たちのインタビューをまとめた回顧録が出版された。

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