「風が吹けば桶屋が儲かる」とは?意味や使い方を解説!

「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざを一度は耳にしたことがあると思います。会話の中で登場することは少ないですが、意味を覚えておくととても便利な言葉です。今回は「風が吹けば桶屋が儲かる」の意味・使い方・例文などを紹介します。

目次

  1. 風が吹けば桶屋が儲かる
  2. 風が吹けば桶屋が儲かるの意味とは
  3. 風が吹けば桶屋が儲かるを使った文章・例文

風が吹けば桶屋が儲かる

風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざを聞いたことがありますか?


あまり聞きなれないことわざだと思いますが、実はとても含蓄があり面白い由来のあることわざです。雑学として披露しても面白い内容ですので、是非覚えてください。


この記事では、「風が吹けば桶屋が儲かる」の意味や類語、使い方や例文を解説します。

 

風が吹けば桶屋が儲かるの意味とは

「風が吹けば桶屋が儲かる」の意味は「ある事象が起きたことによって、全く関係ないと思われることに巡り巡って影響が出ること」です。これが転じて「ほとんど起こりえない因果関係を無理やりつなげたこじつけの理論」を表すこともあります。

 

江戸時代の浮世草子に書かれたストーリーが語源で、時系列順に書くと以下のようなものです。

風が吹くと土ぼこりが舞う→それが目に入り盲人が増える→盲人が三味線を購入(当時の盲人が就いた職業)→三味線の材料にするため猫が殺される→猫が減ると鼠が増える→鼠が桶をかじる→桶が売れる


このように、風が吹くと桶が売れることの間には色々な偶然が重なり直接は関連しないと思われる二つの事象が巡り巡ってつながることを示しているのです。

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三味線の材料に猫の皮が使われているのは本当?なぜなのか?

風が吹けば桶屋が儲かるの類語

●バタフライ効果

わずかの差が結果に大きな違いを生むこと

チョウチョが羽を動かすだけで遠くの気象に影響が出るという気象用語が語源になっています。

風が吹けば桶屋が儲かるの英語

同様の意味のことわざはありませんが、英語にすると以下の訳になります。
if the wind blows the bucket makers prosper

風が吹けば桶屋が儲かるを使った文章・例文

彼が言っているのは「風が吹けば桶屋が儲かる」に近い、無理やりな理屈だ。

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