縁は異なもの味なもの
世の中のカップルを見ていると、「この二人の組み合わせは不思議だな」「この前まで仲が悪かったのに」と思うようなカップルも多いですね。そのような男女に使いたいことわざが「縁は異なもの味なもの」です。
なかなか使う機会はありませんが、男女関係を乙なものと捉えた、粋な響きを持つ面白いことわざですので、意味を覚えてみてください。
この記事では「縁は異なもの味なもの」の意味や類語、使い方と例文を解説します。
縁は異なもの味なものの意味とは
「縁は異なもの味なもの」の意味は「男女の結びつきは不思議なもので、どこでどう結ばれるかわからない面白さがある」ことを表しています。
深く愛し合っている二人が結ばれない場合もある一方、周囲からしたら考えられない組み合わせが恋をし結婚することがあるなど、男女関係は乙なもので、人智を超えた不思議な面白さがあることをこの言葉は示しています。
本来の使い方は異性関係に限られますが、現在では異性以外の結びつきにも使われることがあります。
「江戸いろはかるた」の一つが語源となっており、そこでは「縁は異なもの」とだけ記されています。
縁は異なもの味なものの類語
●合縁奇縁
●出雲の神の縁結び
縁は異なもの味なものの英語
- Marriages are made in heaven.(結婚は天国で決められる)
- Marriage is a lottery.(結婚はくじ引きのようなものだ)
縁は異なもの味なものを使った文章・例文
- 縁は異なもの味なものですから、彼にもいつ恋が舞い込むかわかりませんよ。
- 敵同士だったのに今では夫婦になるとは、縁は異なもの味なものですね。