親ガチャ
皆さんは「親ガチャ」という言葉をご存知でしょうか。
「ガチャ」とは、硬貨を投入して景品を入手するカプセルトイの通称「ガチャポン」から生まれた言葉です。何が当たるか運次第であり、欲しい商品を自分で選んで購入することはできません。
この「自分では選べない、外れた時の悲しみ」を「子供は親を選べない」ことの比喩として使っている言葉が「親ガチャ」です。
親ガチャの意味とは
親ガチャとは「子供の立場で『子供は親を選ぶことはできない』『どういう親の元に産まれてくるかは運次第』と嘆く心境を、何が手に入るか運次第である『ガチャ』にたとえた言葉」です。
金持ちや美形など良い条件を持った親の元に産まれていれば人生上手くいくのに、と嘆く人は少なくありません。
しかし親が金持ちでも、その金を自分のために使ってくれなければ意味がありません。行きたい学校があっても親が認めず学費を出してもらえなければ諦めるしかなくなります。
顔の良し悪しは遺伝で決まりますが、容姿の整った親の子だったとしても必ずいいところが似るとは限りません。
本当に「親ガチャ」大外れの親というのは、虐待をする親のことです。
肉体的にはもちろん精神的、性的など、様々な形で子供を傷つける親こそが「親ガチャ」大外れであり、資産や顔などは関係ないのです。
親ガチャの使い方・例文
- 学費が払えなくて進学できないなんて、親ガチャに失敗したみたいなものだ。
- あいつの甘やかされっぷりを見ていると、本人は親ガチャ大当たりだと思っているのだろうな。