「門松は冥土の旅の一里塚」とは?意味や使い方を解説!

「門松は冥土の旅の一里塚」ということわざを一度は耳にしたことがあると思います。覚えておくととても便利な言葉です。今回は「門松は冥土の旅の一里塚」の意味・使い方・例文などを紹介します。

目次

  1. 門松は冥土の旅の一里塚
  2. 門松は冥土の旅の一里塚の意味とは
  3. 門松は冥土の旅の一里塚の類語
  4. 門松は冥土の旅の一里塚を使った文章・使い方

門松は冥土の旅の一里塚

門松は冥土の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)」という狂歌の意味について解説します。

一休さんこと一休宗純禅師が正月に詠んだ「門松は冥土の旅の一里塚」という狂歌の意味をご存知でしょうか。
この機会に意味を理解してみましょう。
 

門松は冥土の旅の一里塚の意味とは

門松は冥土の旅の一里塚の意味は「めでたい門松も、毎年立てるたびに年を重ねるから、死に近づく標示ともみれる」となります。
読み方は「かどまつはめいどのたびのいちりづか」です。

この句のあとに「めでたくもありめでたくもなし」と続きます。

めでたいのう。あの世にまた一歩近づいたのだから。あの門松は冥土へ向かう道に置かれた一里塚だ。用心しなさい。と詠んだ一休の仏教界や世相への風刺が垣間見える一句です。

「門松」とは、年神を家に迎え入れるための依り代という意味があり、正月に家の門前に立てる松や竹の正月飾りのことです。

「冥土」とは、死者の霊魂が行く世界。あの世ともいいます。

「一里塚」とは、主要な街道など、一里(約4km)毎に榎や松などを植えて、旅人に距離を知らせる塚のことです。

 

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門松は冥土の旅の一里塚の類語

<類語>
「正月は冥土の旅の一里塚」
 

門松は冥土の旅の一里塚を使った文章・使い方

<例文>

  1. 門松を見ると、あっという間の一年で、また年をとったと思うよ。門松は冥土の旅の一里塚とは言い得てる言葉だよ。
  2. 門松は冥土の旅の一里塚というが、年を重ねていくことで知ることも多く、この年でなければ出来ないこともあるから、一年一年を大切にしなさいという意味の解釈をするよ。

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