ありがた迷惑
「ありがた迷惑(ありがためいわく)」という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。
日常会話でも頻繁に使われる言葉ですよね。
この記事では、この「ありがた迷惑」について、その意味から使い方や類語、さらには断り方まで詳しく解説していきます。
ありがた迷惑とは
「ありがた迷惑」とは、「人の親切や好意をありがたいと思いながら、かえって迷惑に感じる様子」という意味の言葉です。
より細かく見ていくと、「本来ありがたい行為だが、現状と照らすとありがたくない様子」「気遣いはありがたいが行為はありがたくない様子」という意味になります。
上記のような行為自体を「ありがた迷惑」と呼ぶこともあります。
ありがた迷惑は漢字で「有難迷惑」と表記することもあります。
しかし一般的には「有難迷惑」よりも「ありがた迷惑」というひらがな表記のほうが多く使われています。
ありがた迷惑はなかなか断りづらいものです。では、どのように断れば相手を不快にさせずに済むのでしょうか。
例えば食事のお誘いを受けた場合、その日は行けない事を伝えた後に別の日程を提案するなど、「一度断ってからフォローを入れる」というのが角が立たない断り方です。
あまりにもありがた迷惑が続くようであればそのときははっきりと断る、というように使い分けが必要となります。
ありがた迷惑の類語
この言葉の類語は以下のとおりです。
- おせっかい
- 余計なお世話
ありがた迷惑の使い方・例文
- 彼はいつも朝早くにすべてのデスクを掃除してくれるが、正直に言うとありがた迷惑だ。
- 母の親切がありがた迷惑に感じてしまった。