「虻蜂取らず」とは?意味や使い方を解説!

「虻蜂取らず」ということわざを一度は耳にしたことがあると思いますが、その意味を知っているでしょうか。覚えておくととても便利な言葉です。今回は「虻蜂取らず」の意味・使い方・例文などを紹介します。また、由来や類語・対義語、英語についても紹介します。

目次

  1. 虻蜂取らず
  2. 虻蜂取らずの意味とは
  3. 虻蜂取らずの類語・対義語
  4. 虻蜂取らずを使った文章・例文

虻蜂取らず

虻蜂取らず(あぶはちとらず)」という言葉の意味について解説します。

欲を出しすぎると何も得られないときに、「虻蜂取らず」と言うことがあります。
皆様はこの虻蜂取らずという言葉の意味をご存知でしょうか。
この機会に意味を理解してみましょう。

虻蜂取らずの意味とは

虻蜂取らずの意味は「複数のものを同時に手に入れようとして、ひとつも得られないこと」「欲張りすぎると失敗すること」となります。
読み方は「あぶはちとらず」です。

<由来>
クモの巣にかかった虻と蜂の両方を捕まえようとして、行ったり来たりしているうちに結局どちらも捕まえることが出来なかったというところから来ています。

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虻蜂取らずの類語・対義語

<類語>
「二兎を追う者は一兎をも得ず」「大欲は無欲に似たり」
「一も取らず二も取らず」「心は二つ身は一つ」
「花も折らず実も取らず」「欲は身を失う」

<対義語>
「一挙両得」「一箭双雕」「一石二鳥」

<英語>
「Between two stools you fall to the ground.」
「to attempt two tasks at once and complete neither」

※「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざは「二頭を追うもの一頭も得ず」のように間違わないよう注意しましょう。

虻蜂取らずを使った文章・例文

<例文>

  • 虻蜂取らずになるから、欲張らないほうがいいよ。
  • あれこれと中途半端にし、結局虻蜂取らずに終わってしまう。
  • 一挙両得を狙っても、虻蜂取らずに終わる結果が見えている。

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