品行方正
「品行方正にできれば良い」「あの方はいつも品行方正だ」なんて表現をお聞きになったことがおありだと思います。
意味は何となく良い意味であるとは理解できますが、正しい理解もせずに使いたくはない表現です。
品行方正とはどのような意味があるのかご説明します。
品行方正の意味とは
「品行方正」とは「行いと心が良い」という意味があります。
そして、この四字熟語には二つの熟語が合体した表現で、それぞれに意味があります。
品行にはいつもの振る舞いや生活態度という意味が含まれており、方正には行いだけでなく心も正しい状態であるという意味合いがあります。
ですから、品行方正とは道徳的に模範的な態度を示すとも言い表せます。
品行方正を英語で訳すと「Good conduct」と訳すこともできますが、心まで表すこととなると一つの文章として伝える必要になります。
さらに、品行方正の読み方は?
「ひんこうほうせい」が正しいのか?それとも「ひんぎょうほうせい」と呼ぶのか?
正しくは「ひんこうほうせい」です。
品行方正の反対語
品行方正の反対語となると行いと心が悪いこととなります。
そこで品行方正の反対語は悪逆無道と表現できます。
人の道から外れた酷い悪事を意味します。
ただし、品行方正の対義語はいくつか存在しており暴虐非道とも表現できます。
品行方正を使った文章・例文
では、品行方正をつかった表現を例文としていくつかご紹介します。
- 品行方正であるよういつも心がけたい
- この世の中に品行方正は稀である
- 品行方正な人は大切にすべきである